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まぁ、マスコミの追求は未だ静かな様相を呈していますが、丸山議員の発言は何が問題なのか?
北方領土へのビザ無し交流に参加し、酒に酔って卑猥な発言をし、北方四島を戦争で取り戻す是非を団長に投げかけたり、夜間外出禁止にもかかわらず外出しようとしたりと色々問題大ありな行動をしています。

・・・が、これらは問題の表面的なことであり、本質は全然違うんですね。
現在、日本政府はロシアに対して、北方領土問題の交渉を行っております。北方の国後島、択捉島、歯舞諸島、色丹島、この4つの帰属、簡単に言うとどこの国の持ち物か決めるべく交渉が継続して続いてます。

そんな中での丸山議員の発言、行動であります。これが一般人なら、ただの大迷惑な人ってだけで言葉を結べるのですが、国会議員がやってしまったところが一番痛いところなのです。

酩酊状態で卑猥な発言をしたところは百歩譲って許したとしても、「戦争で取り戻さなければ、どうしようもないですよね?」・「俺は国会議員だ。日本の領土だろ。議員だから不逮捕特権があるんだ」はロシア側にしてみたら、あまり良い発言ではありません。
実際に、ロシア外務省の報道官が「発言に怒りを感じる」と声明をだしております。平和裏に解決するべく、日本政府と対話しているロシア側にしてみたら、相手国の立法府の人間から「戦争で取り戻す!」と挑発をされたようなことになるので、そりゃ怒りますよね。

では、日本政府の立場から見てみると、現在行われている交渉に影を落とすのではないかと、ヒヤヒヤしているのが本音じゃないでしょうか?
まず、日本国のスタイルとしては「戦争で取り戻す気はない」が立ち位置です。この原則のもとに交渉を行っている中で、国民の代表である議員が「戦争発言」をしたら、ロシア側にあらぬ疑念を持たせかねません。
また、禁止されている夜間外出を決行しそうになったとのことですが、もし外出し何かトラブルがあって現地ロシア警察、ロシア軍に保護されるようなことになると、問題は相当こじれます。

ロシア当局に保護されると言うことは、北方領土はロシアの法で支配されていることを日本の議員が証明してしまうことになり、交渉もへったくれもなくなってしまうのです。
これは国益を毀損する行為と言われても致し方ないでしょう。実際には、同行した政府職員が奮闘して外出を阻止してくれたので万難なく済みましたが、もし外出して想定通りのことがおきたら一議員の不祥事で終わらなかったでしょう。
今回の事件の本質は、議員の立場にありながら国益の毀損を危ぶまれる行為をしたことにあります。

私としては、丸山議員は優秀な議員だと思います。実際の国会答弁を見てますが、他党が手をつけないところに光をあてて切り込んでいくスタイルは丸山議員の真骨頂と言えるでしょう。
それだけに今回の事件は残念で仕方ありません。

また、政府関係者の一人も顔をしかめています。
「彼は、訪問前日、日露外相会談の内容をブリーフしろと外務省関係者に詰め寄り“しないなら、国後・色丹に日本国旗を立ててやる”と脅しをかけていました。はっきり言って、酔っていたかどうか以前の問題ですよ」
議員は結果責任の職業です。ですので、優秀な議員であれば多少のことには、目を閉じます。ですが、後から後から不適切発言がこうも出てくると、権力を預けておける人ではないと考えてしまいます。

そして丸山議員が所属していた日本維新の会が、ロシア大使館を訪れて謝罪したとのことですが、この対応も悪手ですね。
下手に謝ると、丸山議員の問題行動を逆手にとられて、利用されかねないからです。まさしく、謝れば警察はいらないを地で行くスタイルですね・・・ホントにシャレにならないです。
幸いなことに「発言に怒りを感じる」とのロシア外務省の声明だけで終わってますので、なによりと言うところです。

で、問題は日本国内で、どのようにケジメをつけるかですが・・・なんと適応障害を発症して2ヶ月の療養に入ってしまいました。
衆院の聴取も欠席し、弁明書で自身の意志を伝えていますが、やはり本人が出てきて生の声で弁明するのが筋ってものではないでしょうか。
今まで丸山議員を応援していた私ですが、欠席という自らを証明する場を放棄する行動で、熱が冷めてしまいました。

野党は議員辞職勧告、与党はけん責の決議を検討してましたが、最終的には糾弾決議に落ち着きそうです。
元応援者としては、自身で議員の職を辞して、次の選挙で民意を問うて欲しいと考えております。
以前も酔った上でのトラブルを起こしており、その際に誓約書「公職に就いている間は飲酒しない」を提出していますので、次の選挙でも同じ誓約書を掲げて出直しして欲しいとも考えております。

しかし、次の選挙で再度議員になったとしても、日本維新の会の公認は得られません。
無所属では、国会で満足に質問することもできないでしょう。そこで提案なのですが、この際自民党に所属していただき自民党の中で再度勉強しつつ、彼の才能を活かすのはいかがでしょうか?
答弁の仕方、質問の切り口については、他の議員にはない物を彼は持っております。

貴重な才能をここで終わらせるのはもったいないと考えた次第です。
もし、よろしければTwitterでのアンケートにご協力いただければ幸いです。

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